看護職員入職後教育プログラム
精神科の受診者は年間300万人を超えています。精神疾患は国と社会全体で取り組むべき疾病 (5疾病・5事業)に位置づけられています。今や国民の誰もがかかりうる疾病のひとつです。
その中で当院は、奈良県の精神科医療を担うため、職員教育に力を注いでいます。
本人の希望や能力によって、上記以外の複数の講座が受講できる柔軟な教育体制を整えています。
今後のステップアップのために精神科看護のスキルを身につけたいと考えている方、精神科認定看護師・専門看護師を目指されている方など、精神科看護に関心のある方を幅広く募集しています。
新卒者標準教育モデルケース
5年目 | 管理者心得研修 | 退院調整・薬物療法・身体合併症・思春期・うつ・薬物アルコール依存など |
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4年目 | 看護研修指導 | コンコーダンス・行動制限最小化・グループアプローチ・SSTファーストステージなど |
3年目 | 看護研修指導、研究発表会(県・全国) | 中堅のための基本研修会・医療安全・BLS/ACLS・包括的暴力防止など |
2年目 | プリセプティー教育(新人教育担当) | アサーション入門・コーチング事例検討会入門・認知行動療法など |
1年目 | プリセプター教育 (医療安全・感染・論理・行動制御他) |
精神看護初心者研修会・精神科看護倫理 フィジカルアセスメントなど |
- 5年目以降は能力に応じて、実習指導研修・認定看護師・専門看護師など専門分野へのチャレンジをバックアップしています。
- 管理職昇格後は、日精協の上級・指導者・安全管理者の各コースの受講を推奨しています。
- 精神科看護経験者については、能力に応じて、より高度な講座を受講できます。
- 精神科未経験者については、新人教育に準じた体制でフォローしています。
- 看護師を目指す看護学生も募集中です。