「こころ」と「からだ」を休める【作業療法室コラム】

  • 当院のリハビリテーション(作業療法)の一部、リラクゼーションプログラムをご紹介します。

    リラクゼーションプログラムは、日常の気になることや心配事から離れ、「こころ」と「からだ」を休める時間を過ごし、心身を楽にすることを目的としたプログラムです。

     

    プログラムでは、アロマの香りを嗅ぎながらストレッチでゆっくりとからだを動かした後に、ホットタオルをお配りします。ホットタオルを好きなところに当て、目を閉じて音楽に耳を傾けます。

    ホットタオルを顔の上や頭の上にのせたり、目や首の後ろなどの疲れている部分に当てると心地よい蒸気でじんわりと温まり、ホッとしたひとときを過ごせます。

こころやからだが疲れている時は、「からだの力」をぬくということが難しくなります。

アロマの香り、ホットタオル、心地よい音楽を使用し、五感を働かせることでリラックスすることができます。

「からだの力」がぬけると、精神面の緊張もほぐれやすくなります。

 

疲れたこころやからだを回復させるためには、心身をリラックスさせることが大切です。

お家で簡単にできるので、疲れを感じた時や就寝前にぜひ一度、試してみてください。

ホットタオルの作り方

 

①タオルを濡らしてかたく絞る

②絞ったタオルをラップに包む

③電子レンジで500w 30秒~1分温める

 

電子レンジから取り出したばかりのタオルは熱いため、広げて粗熱を取ってから「温かい」と感じる温度で使用してください。タオルを取り出すときや広げるときにも、やけどには注意してください。

ホットタオルの作り方

作業療法室